ニライカナイ歌詞

ネット上を頑張って探してみたけれど歌詞が見当たらなかったので、ぽちぽち打ってみた。
わたしの大好きな某カロイドの亜種、【重音テト】のオリジナル曲【ニライカナイ
ほんとに好きなんだよう、この曲……何故もっと評価されない……!!テトがマイナーだからか!
ケトラPの作る曲はほんと好きです。テトもこのくらいの音程いいですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm6721784

ニライカナイ

作詞・作曲:ケトラP
歌:重音テト

風、強く木々を揺らせば 枝葉踊り
現世(うつしよ)の理(ことわり)から外れたモノ
深い、深い海の底で長い時を過ごした
光注ぐ空を見上げて 虚空を泳ぐ太古の魚
やがて還る 底根國(そこつねのくに) 言葉一つ胸に残して

夢、薫る 一夜限りの桜の花

この命果てるまで、と歌をUTAU
流れ、流れ 季節は巡り 人も花も形を変える
水底から見上げる空は 遙か遠く、サイハテの国
物語の始まりは まだ姿見せず、朝靄の中
君の背中、艶やかな肌 扇描くCoelacanthus

光注ぐ空を見上げて 虚空を泳ぐ太古の魚
やがて還る黄泉平坂(よもつひらさか) 恵み齎す遙か根の国
善事(よごと)一つ、悪事(まがごと)一つ 祈りを運ぶ 魂(たま)の韻律
ふわりふわり、風待ちの旅 時空を超えるCoelacanthus


ちなみに用語説明……
ニライカナイ】遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。

豊穣や生命の源であり、神界でもある。年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。

【Coelacanthus】シーラカンスのこと。