嘆息

これだけ一日嫌なことがあったのに、まだ家に帰ったら嫌なことがあって
しかも父に小言まで言われた、わたしのせいじゃないのに


で、父が『生きてたっていいことなんかあんまりない。甘ったれるな』って言うから、『そうね、生きてたって良いことなんかないし、勉強もできなければ美しくもないわたしなんて、生きたところでお荷物だから早く死にたいばかりです』って、泣きながら、大爆笑しながら言ったら、いきなり手のひら返して『でも、いいこともある』とか言うんです。


おかしいでしょう。言ってることが違うじゃないですか。


だいたいにおいて、わたしみたいなのが袴はいたりメイクしたところで何になるんですか。どう化けるというんですか。お金と時間の無駄でしょ。


卒業式、行きたくないです。行ったところで、きれいで賢いみんなを見て、惨めになるばっかりでしょ。


今までにわたしと話して時間を使った友人知人みんなと、お金を使わせた親に頭が削れるほど詫びて、そのまま死にたいです。


以上が、着飾ったところであまりに惨めだったわたしの見解です。
まったくもって下らない。
卒業証書授与で、わたしの名前を呼ぶために使われる数秒が、この世界における時間の中で最も下らない。
わたしにだけ、メールで授与してくれないかしら。